こんにちは、まなびクマだよ。
ソフトバンクグループの2026年株主総会で、孫正義社長が熱く語った未来へのビジョンについて一緒に学んでいこうね。
この学習ノートでは、ただの業績報告にとどまらない、人類の進化に関わる壮大な物語を丁寧に紐解いていくよ。
超知性ASIが創り出す人類の新たな文明

これからの世界は、単なるAIの普及を超えて、人間の知能を遥かに凌駕する人工超知性が支配する時代へと突入していくんだ。
孫社長は、AIがただの便利なツールから、自ら考えて行動する「エージェント」へと進化していると語っているよ。
これまでは私たちが指示を出して答えをもらうだけだったけれど、これからは目標さえ共有すれば、AIが24時間休まずに最善の行動をとってくれるようになるんだね。
孫社長のChatGPT活用術と対話の深まり
孫社長自身も、毎日10回から20回はChatGPTに問いかけをしていて、週末には2時間も語り合っているそうだよ。
- アイデアの壁打ち新しい発明やビジネス案をAIにぶつけ、議論を深める
- 詳細な設計図の作成AIと一緒に図面を何度も修正し、具体的な形にしていく
- 長期的な記憶の共有過去の対話を踏まえた、深いコンサルティングを受ける
このように、AIはもはや単なるプログラムではなく、共に未来を切り拓く「相棒」のような存在になっているんだね。
孫社長は、AIが暴走するのではなく、理性的で道徳心も備えた「超知性」へと進化することを信じているんだ。
1万倍の知能がもたらす生活の変化
ASIが実現すれば、1人の人間が同時に1,000人分の仕事をこなせるようになる世界がやってくるよ。
- 1教育の完全個別化子供1人に対して、AIの先生が10人も付いて寄り添ってくれる
- 2医療の劇的進化患者1人ひとりの状況を24時間監視し、最適な治療を提案する
- 3研究の高速化専門家以上の知識を持つAIが、科学的な大発見をサポートする
人類20万年の歴史の中で、私たちの最大の制約は「自分の知能」だったけれど、その上限がいよいよ取り払われようとしているんだ。
孫社長はこの変化を、17歳の時にマイクロチップの写真を見て涙した時の直感が、ついに現実になる瞬間だと表現しているよ。
私たちは今、歴史の大きな転換点に立っているんだね。
成長を加速させる4つの戦略的柱

ソフトバンクグループは、ASI時代の社会基盤になるために、4つの重要な領域に力を入れているんだ。
これらはバラバラに存在しているわけではなく、お互いに支え合うことで巨大な力を生み出しているよ。
オセロに例えると、盤面の「四隅」をしっかり押さえるような、負けない戦略を組み立てているんだね。
それぞれの分野で世界一を目指す、その具体的な内容を見てみよう。
AIモデルと半導体の圧倒的な優位性
まずは知能の源となる「モデル」と、それを動かす「チップ」の話だよ。
- AIモデル(OpenAI)チャットGPT(ChatGPT)を生み出したオープンAI(OpenAI)との深い連携。動画生成や高度な推論など、知能の最前線を走り続けるよ。
- AIチップ(Arm)グループの中核であるアーム(Arm)が、設計図の提供だけでなく、自社ブランドのチップ販売にも乗り出したんだ。これが非常に大きなニュースなんだよ。
エージェントAIの時代には、グラフィックボードよりも、頭脳であるCPUの役割がずっと大きくなるよ。
アーム(Arm)のCPUは電気を食べる量がとても少なくて効率が良いから、世界中のデータセンターで引っ張りだこになるはずなんだ。
孫社長は、アーム(Arm)の価値はこれからさらに10倍以上に伸びると確信しているよ。
巨大なインフラとロボティクスの融合
次に、AIを実際に動かすための「建物と電力」、そして現実世界で働く「体」についてだよ。
- 1AIインフラアメリカのオハイオ州で、原子力発電所10基分に相当する10ギガワット(10GW)規模の超巨大データセンターを建設中だよ。フランスでもマクロン大統領と協力して、ヨーロッパ最大級の拠点を準備しているんだ。
- 2フィジカルAIAIに体を持たせたものがロボットだよ。ロボホールディングスという会社に投資先を集約し、世界2位のロボットメーカーであるABBの事業も買収したんだ。24時間休まず働く、自律的なロボット軍団を創ろうとしているんだね。
| 領域 | 役割 | 目指すポジション |
|---|---|---|
| AIモデル | 知能のソフトウェア | 世界最高の知能提供 |
| AIチップ | 計算のハードウェア | 圧倒的な省電力とシェア |
| インフラ | 電力と器 | 世界最大の計算基盤 |
| ロボ | 現実での実行力 | 世界一のAIロボット企業 |
これらの四隅を抑えることで、ソフトバンクグループは新しい文明の土台になろうとしているんだ。
単なる投資会社ではなく、未来のインフラを作る「製造工場」のような存在だと言えるね。
孫社長は、今はまだAI革命の3年目に過ぎず、ここからさらに爆発的な成長が始まると語っているよ。
金の卵を産むガチョウの価値と1000兆円ビジョン

ソフトバンクグループの価値を正しく理解するには、「ガチョウと金の卵」の比喩が一番わかりやすいよ。
多くの人は、目に見える「金の卵(事業会社)」の数だけを数えて一喜一憂しがちだね。
でも、本当に価値があるのは、その卵を次々と産み出している「ガチョウ(ソフトバンクグループ本体)」そのものなんだ。
孫社長はこのガチョウの力を信じて、途方もない目標を掲げているよ。
驚異的な資産価値の推移と将来目標
孫社長が語った「1,000兆円」という数字は、ただの夢物語ではなく、これまでの実績に基づいた「大ボラ(ビッグビジョン)」なんだ。
- 16年前の実績保有資産から借金を引いた価値は3兆円だった。
- 現在(2026年時点)NAVは74兆円にまで膨らみ、実に25倍に成長した。
- これからの16年同じペースで成長を続け、時価総額1,000兆円を目指す。
財務の安全性とLTVの考え方
「借金が多いのでは?」と心配する声もあるけれど、孫社長は具体的な数字でその安全性を説明しているよ。
ここで大事な指標がLTV(保有資産に対する負債の割合)なんだ。
- 1LTV 17%という数字持っている株の価値に対して、借金は2割以下に抑えられているよ。これは非常に健全な水準なんだ。
- 2手元流動性2年分の社債償還資金を常に確保していて、急な景気変動にも耐えられる準備ができているね。
- 3アーム(Arm)の含み益保有するアーム(Arm)株だけで55兆円以上の価値があり、これだけでグループの時価総額を大きく上回っているんだ。
孫社長は、世の中の人はまだ「ガチョウ」の真の力に気づいていないと語っているよ。
孫社長は、お腹の中にまだデビューしていない「卵(準備中の事業)」がたっぷり詰まっていることを自信満々に語っているんだ。
この「金の卵製造工場」としての仕組みが、1,000兆円への道を切り拓く燃料になるんだね。
AIが変える産業構造と最新の投資判断

AI革命は始まったばかりで、これから産業の形を根本から変えていくことになるよ。
インターネット革命の時と同じように、初期に「バブルだ」と言って避けた人は、その後の巨大な成長を取り逃がしてしまったよね。
孫社長は、AIこそが人類最大の革命になると断言しているんだ。
NVIDIAからArmへ移る主役の座
今のAI市場ではエヌビディア(NVIDIA)が世界一の時価総額になったけれど、孫社長は「次の主役」を既に見定めているよ。
- 第1段階(生成AI)画像や動画を作るためのGPUが必要で、エヌビディア(NVIDIA)が圧勝した。
- 第2段階(エージェントAI)AIが自ら考え行動するためには、効率的なCPUが必要になる。
- アーム(Arm)の優位性電力効率が他社の2倍も良いため、電力が不足する未来のデータセンターではアーム(Arm)しか選ばれなくなる。
孫社長は、アーム(Arm)を買収した当時に「50手先を読んでいる」と言ったけれど、今はまだその10手目くらいに過ぎないんだ。
これから残り40手のドラマが始まっていくんだね。
インテルへの投資とサイバーセキュリティの使命
批判を浴びたインテル(Intel)への投資についても、結果でその正しさを示しているよ。
- 1インテル(Intel)への3,000億円投資半年で価値が5〜6倍に跳ね上がり、大きな利益を生み出したね。アメリカ政府が国内の半導体製造を強化する流れを読み切った投資だったんだ。
- 2パース(PaaS / Patching as a Service)オープンAI(OpenAI)と協力して、AIによるサイバー攻撃から社会を守るサービスを始めたよ。守るためには攻撃の手法を知る必要があるという、攻防一体の戦略だね。
こうした最新の取り組みは、すべてASIという大きな目標に向かって繋がっているんだ。
単なる儲け話ではなく、社会のインフラを守るという「使命感」を持って動いていることが伝わってくるよね。
これからのソフトバンクグループは、インフラと知能の両面で世界を支える存在になっていくんだね。
人々を幸せにするという不変の理念

孫社長がなぜここまで情熱的に働き続けるのか、その根源には亡き父との約束と、揺るぎない理念があるんだ。
お金を稼ぐことだけが目的ではない、もっと高い志が彼を突き動かしているんだね。
最後に、その想いについて触れておこう。
父の最期の言葉と「人は死して名を残す」
孫社長は、2年半前に亡くなったお父さんとのエピソードを涙ながらに語ったよ。
お父さんは壮絶な闘病の末、意識が朦朧とする中で最後にこう言い残したんだ。
「人は死して名を残す。虎は死して皮を残す。」
幼い頃からお父さんに「お前は金のために生きるな、100万人、1億の人々を幸せにするために生きろ」と言われ続けてきた孫社長。
その教えが、今の彼の原動力になっているんだね。
60代後半になっても引退せず、むしろギアを上げてASIに挑むのは、この約束を果たすためなんだろうね。
300年続く企業文化と後継者へのバトン
ソフトバンクグループは、孫社長がいなくなった後も300年続くことを目指しているよ。
そのための仕組みについても語られたね。
- 理念の継承「情報革命で人々を幸せに」という旗印を絶対に下ろさない。
- 群戦略の継続2,000社以上のグループ会社から、次のリーダーが育ってくる環境を作る。
- 社外取締役の知見物づくりの小松製作所出身の大橋氏や、金融リスクに強い大森氏を迎え、ガバナンスと挑戦のバランスを取る。
AIが進化しても、最後に大切なのは「愛」や「幸せ」といった人間の感情だ、と孫社長は信じているよ。
テクノロジーは、私たちがより人間らしく、より笑顔でいられるための道具であるべきなんだね。
株主のみんなに対しても、「金の卵の数だけでなく、ガチョウそのものの姿を見てほしい」と力強く呼びかけていたよ。
未来を信じて共に歩む仲間を、彼は求めているんだね。
これからもソフトバンクグループの挑戦から目が離せない!
みんなで一緒に、この壮大な物語の続きを見守っていこうクマ!
最後に、孫社長の情熱がみんなの明日への活力になれば嬉しいな。
新しい時代はもう、すぐそこまで来ているんだクマ!
