こんにちは!
まなびクマだよ。
今日は簿記3級の勉強でみんながちょっと苦手だなと感じやすい「貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)」についてお話しするね。
まずは「貸倒れ」という言葉の意味を知ろう!
商売をしていると、商品を売ったけれど代金は後でもらう「売掛金(うりかけきん)」や「受取手形(うけとりてがた)」というものが発生するよね。
でも、相手の会社が倒産したりすると、そのお金がもらえなくなっちゃうことがあるんだ。
これを「貸倒れ」と呼んで、会社にとっては損になっちゃうから「貸倒損失(かしだおれそんしつ)」という費用の名前で記録するんだよ。
当期に発生した売掛金が貸し倒れたら、右側に売掛金を書いて減らし、左側に貸倒損失と書けばOKだクマ!
次に、とても大切な「貸倒引当金」の考え方を説明するね。
これは、将来「もしかしたらお金がもらえなくなるかも……」と予想して、前もって準備しておくお金のことなんだ。
たとえば、1000円の売掛金があって、2%くらいは返ってこないかもと思ったら、20円分だけ先に「貸倒引当金」という貯金箱に入れておくイメージだよ。
こうすることで、本当にお金がもらえなくなったときに慌てなくて済むんだね。

この貸倒引当金は、資産のマイナスを表す「評価勘定(ひょうかかんじょう)」という特別なグループなんだよ。
普通の資産とは反対で、増やすときは右側に書くのがルールだクマよ。
さて、決算の日になったら具体的にどうやって準備するか、その手順を教えるね!
①まずは、残っている売掛金などの金額を確認するよ。
②そこに、問題文で指定されたパーセント(貸倒実績率など)をかけて、準備すべき金額を計算しよう。
③今、すでに貯金箱(貸倒引当金)の中にいくら入っているかを確認して、足りない分だけを新しく入れるんだ。
このやり方を「差額補充法(さがくほじゅうほう)」と言うんだよ。
たとえば、60円準備したいのに、もう20円入っていたら、足りない40円だけを追加すればいいんだね!
このときは、左側に「貸倒引当金繰入(かしだおれひきあてきんくりいれ)」、右側に「貸倒引当金」と書くんだ。
逆に、貯金箱の中身が多すぎたときは「貸倒引当金戻入(かしだおれひきあてきんれいにゅう)」という収益の科目を使って減らすこともあるから覚えておいてね。
もし、前の年から持っていた売掛金が本当に貸し倒れちゃったときは、どうすればいいかな?
このときは、せっかく用意しておいた「貸倒引当金」という貯金箱をガシャーンと壊して使うんだ!

仕訳の左側に「貸倒引当金」と書いて、貯金箱を減らそう。
もし貯金箱の中身よりも損した金額が大きかったら、足りない分だけを「貸倒損失」として記録すれば大丈夫だクマ。
最後にもう一つ、奇跡のようなお話があるよ!
一度「もうダメだ……」とあきらめて貸倒れの処理をしたお金が、後から戻ってくることがあるんだ。
そのときは「償却債権取立益(しょうきゃくさいけんとりたてえき)」という、とっても長い名前の収益科目を使うよ。
名前は長いけれど「一度消した(償却した)権利(債権)を、取り立てて得をした(益)」と考えれば覚えやすいよね。
この科目は試験でもよく狙われるから、しっかり書いて練習してみてね!
簿記の勉強は、一つひとつの言葉をイメージすることが合格への近道だよ。
貸倒引当金は、会社を壊さないための優しさと備えなんだね。
最初は難しく感じるかもしれないけれど、繰り返し解けば絶対にできるようになるクマよ!
一緒に頑張っていこうね。
応援しているよ!


