FP(ファイナンシャル・プランナー)は、みんなの未来の『航海図』を作る船長さんのような存在なんだよ。
結婚やマイホーム、子供の教育、老後の海外移住など、人にはそれぞれ「こんな生活がしたい!」という夢があるよね。
これを「ライフプラン」と言って、それを叶えるために、お金の面から具体的な計画(資金計画)を立てるのがFPのお仕事なんだ。
でも、大切な人生の相談に乗るからには、絶対守らなきゃいけないルールがあるんだクマ!
まず一つ目の大切なルールは『顧客の利益優先』だよ。
これはね、自分(FP)が得をすることよりも、相談してくれたお客さんの幸せを一番に考えるということなんだ。
もしお客さんの判断が間違っていたら、しっかりと説明して正しい道に案内してあげることが必要なんだよ。
二つ目のルールは『秘密の保持(守秘義務)』だよ。
お客さんはFPに、貯金額や家族のことなど、とっても大切なプライベートのお話をしてくれるよね。
その情報を、本人の許可なく他の人に教えることは絶対にダメなんだ。

でもね、他の専門家にアドバイスをもらう必要があるときなどは、お客さんに「お話ししてもいいですか?」と許可をもらえば、伝えることができるよ。
さて、ここで大事なポイントがあるんだクマ!
FPはお金の相談に乗るけれど、魔法使いみたいに何でもできるわけじゃないんだ。
日本には「このお仕事はその免許を持っている人しかやってはいけません」という法律があるからね。
具体的にダメなことを順番に確認してみよう。
① 弁護士(Lawyer)の資格がない人は、具体的な法律のトラブルについて判断したり、書類を作ったりしてはいけないよ。
② 税理士(Tax Accountant)の資格がない人は、個別の税金相談に乗ったり、確定申告書を代わりに作ったりしてはいけないんだ。

たとえ「お金はいらないよ」と言っても、無償であってもやっちゃダメだということを覚えておいてね!
③ 金融商品取引業者の登録をしていない人は、具体的な株の売り買いの指示など、投資の助言をしてはいけないんだ。
④ 生命保険募集人の資格がない人は、保険の勧誘や契約をしてはいけないよ。
「じゃあ、FPは何ができるの?」って思うかもしれないけれど、安心してみてね。
「一般的な法律の話」や「税金の仕組みについての説明」なら、資格がなくてもできるんだよ。
例えば、「相続税ってこういう仕組みなんですよ」と教科書に書いてあるようなことを教えるのはOKなんだ。
他にも、公正証書遺言の「証人」になったり、任意後見人になったりすることは、特別な資格がなくてもできるからね。
最後に、試験に出やすいポイントをまとめるよ。
FP技能士の資格を持っていても、保険の募集人登録がなければ保険は売れないし、税理士資格がなければ確定申告の代行もできないんだ。
「一般的な説明ならOK、個別の具体的な相談や書類作成はNG」という境界線をしっかり覚えることが合格への近道だクマ!
これからも一緒に、コツコツと楽しくお勉強を続けていこうね。


