こんにちは、まなびクマだよ!
今日は簿記3級の第2問でよく狙われる『費用の前払い』と『勘定記入』について、桜田 (Sakurada) 先生の解説をもとに学んでいこうね。
まずは問題の設定をしっかり確認しよう。
日商株式会社は家賃を6ヶ月分まとめて前払いする契約をしているんだ。
決算日は3月31日で、消費税は考えなくてOKだよ。
重要なのは、いつ、いくら払ったかを正確につかむことだクマ!
取引の1つ目、×7年8月1日に6ヶ月分の家賃を普通預金から支払ったよ。
この時点では金額がわからないけれど、2つ目の取引にヒントが隠されているんだ。
×8年2月1日に、家賃が10%値上がりして660,000円を支払っているね。
この『66万円』という数字から逆算してみよう。

10%値上がりして66万円ということは、値上がり前は『660,000 ÷ 1.1 = 600,000円』だったことがわかるよ!
つまり、8月1日に支払ったのは60万円だったんだね。
これで支払家賃の金額が埋まったクマよ。
次に、3月31日の決算整理を考えよう。
2月1日に支払った66万円は、2月から7月までの6ヶ月分だよね。
でも、今の会計期間は3月31日までだから、4月・5月・6月・7月の4ヶ月分は『来期の分』になるんだ。
66万円を6ヶ月で割ると1ヶ月あたり11万円だから、4ヶ月分で『440,000円』が前払い分になるよ!
仕訳は(借方)前払家賃 440,000 /(貸方)支払家賃 440,000 となるね。
ここからが少し難しい勘定記入のステップだよ。

総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)を締め切るとき、資産・負債・純資産の科目は『次期繰越』として残高を次に引き継ぐんだ。
逆に、費用・収益の科目は『損益』という箱にすべて集めて、残高をゼロにするのがルールだクマ。
だから、資産である前払家賃は『時期繰越』、費用である支払家賃は『損益』と記入するんだね。
さらに大切なのが、新しい年度の初め(4月1日)に行う『再振替仕訳』だよ。
これは決算で行った仕訳をひっくり返す作業なんだ。
(借方)支払家賃 440,000 /(貸方)前払家賃 440,000 という仕訳をして、前の期に払った家賃を正しい期間の費用に戻してあげるんだよ!
この問題では期首の4月1日にも同じように前の期からの再振替仕訳が行われているはずだから、そこも推測して埋めていこう。
一見複雑に見えるけれど、パズルのように一つずつ埋めていけば大丈夫だクマ!
何度も解いて、書き方のパターンを身につけてみてね。


