こんにちは!
まなびクマだよ。
今日は、お店の「仕入れ」についてお話しするね。
簿記の世界では、お店で売るための商品をどこからか買ってくることを「仕入れ」と呼ぶんだクマよ。
お買い物をしたときのレシートを整理するみたいに、正しい名前を使って記録していくのが大切だよ。
まず、簿記3級の試験で一番よく使われる「3文法」というルールを覚えようね!
これは「仕入」「売上」「繰越商品」という3つの大きな引き出しを使って、商品の流れを記録する方法なんだ。
今回はその中でも一番最初の手順である、商品を買ったときの「仕入」に注目して、お金の動きを整理していくよ。
商品を仕入れたら「仕入」という名前の費用が増えるんだ。
費用が増えたときは、ノートの左側(借方)に書くという決まりがあるよ。
例えば、おもちゃを100円で仕入れたとしたら、左側のページに「仕入 100」と書き込んで、お金をいくら使ったかを見えるようにするんだクマ。
お店同士の取引では、その場ですぐにお金を払わずに「あとでまとめて払うね」という約束をすることがよくあるよ。

これを「掛け」と言って、あとで払わなきゃいけない義務のことを「買掛金」と呼ぶんだ。
買掛金は「いつか返さなきゃいけないマイナスの財産(負債)」だから、増えたら右側(貸方)に記録しようね。
ここで少し気をつけてほしいのが、商品を運ぶときにかかる「送料」のお話だよ!
簿記ではこの送料などのことを「仕入れ諸掛り」と呼ぶんだ。
もしこの送料を自分が払うという約束なら、それは商品の値段の一部だと考えて、商品代金に送料をプラスした金額で「仕入」を記録するんだよ。
例えば、100円の商品を買って送料が10円かかったら、仕入の合計は110円になるんだクマ。
逆に、相手が払うべき送料を自分がお財布から立て替えて払ってあげたときは「建替え金」という名前を使って記録してね。
これは「あとで返してもらえる権利」だから、資産として左側に書くというルールがあるよ。
せっかく仕入れたのに、商品に傷があったり、頼んだものと違うものが届いたりすることもあるよね!
そんなときに商品を返すことを「仕入戻し」、代金を安くしてもらうことを「仕入値引き」と言うんだ。
この場合は、最初に書いた「買ったよ」という記録を、消しゴムで消す代わりに「反対側」に書き直して打ち消すんだよ。

返品や値引きのときの手順は以下の通りだよ。
① まず、最初に商品を買ったときの仕訳(左:仕入 / 右:買掛金)を思い浮かべるよ。
② 次に、返品した分だけの金額を、さっきとは逆(左:買掛金 / 右:仕入)に書き込むんだ。
③ これだけで、帳簿の上で正しく金額をマイナスすることができるんだクマ!
最後に、あとで払う約束をしていた「買掛金」を実際にお金で支払ったときのことを考えようね。
現金を渡すと、もう「お金を払わなきゃいけない義務」はなくなるよね!
だから、今まで右側にたまっていた買掛金を左側に書いて、義務が消えたことをしっかり記録するんだよ。
現金も一緒になくなるから、右側には「現金」と書いてね。
これで、商品を仕入れてから代金を払い終わるまでの一連の流れが全部完成したことになるんだ。
簿記はパズルみたいで、ルールさえわかればとっても楽しいんだクマ!
何度も練習して、仕入れの達人になってね。


