みんな、こんにちは!
まなびクマだよ。
今日は「保険料」がどうやって決まるのか、一緒に学んでいこうね。
保険っていうのは、たくさんの人が少しずつお金を出し合って、困った人がいる時に助ける「お互い様」の仕組みなんだクマ!
この仕組みを支えているのが「大数の法則」だよ。
1人がいつ亡くなるかを当てるのは難しいけれど、1万人、10万人とたくさんの人を集めると、1年間に何人が亡くなるか不思議と予想できるようになるんだ。
これを統計と確率で計算して、みんながいくらずつお金を出せばいいかを決めているんだよ。
保険には大切なルールがいくつかあるんだ。
例えば「収支相当の原則」というのがあるよ。
これは「みんなからもらうお金(保険料)」と「みんなに払うお金(保険金や経費)」が、ちょうど同じ金額になるように計算しましょうっていう約束なんだクマ!
もう一つは「給付反対給付均等の原則(レクシスの原則)」だね。
これは、保険金をもらう可能性が高い人ほど、たくさんの保険料を払うという公平なルールのことだよ。
例えば、70歳の人は20歳の人よりも病気になる可能性が高いから、その分だけ保険料も高くなるんだよ。

具体的に保険料を決める時には、3つの「予定基礎率」というものを使うんだ。
1つ目は「予定死亡率」だよ。
これは、期間中にどれくらいの人が亡くなるかという予想の割合だね。
2つ目は「予定利率」だよ。
保険会社が預かったお金を運用して、どれくらい増やせるかという予想のことだクマ!
もしお金がたくさん増えると予想できれば、その分だけみんなが払う保険料は安くなるんだよ。
3つ目は「予定事業費率」だよ。
これは保険会社を動かすための事務費や宣伝費がどれくらいかかるかという予想だね。
この3つを合わせて、保険料は「純保険料」と「付加保険料」の2つに分けられるんだよ。
純保険料は、将来みんなに払う保険金の貯金みたいなもので、予定死亡率と予定利率から計算されるんだ。
付加保険料は、保険会社が活動するための手数料みたいなもので、予定事業費率から計算されるよ。
ここでちょっとした計算を想像してみてね。

もし1万人の中で2人が亡くなると予想したら、2人分の保険金を用意しなきゃいけないよね。
でも、集めたお金を運用して増やせるなら、最初に集める金額は少し少なくて済むんだクマよ。
こうやって、みんなが損をしないように細かく計算されているんだね。
でも、未来のことは正確には誰にも分からないよね?
だから保険会社は、もしものことがあっても困らないように、少しだけ余裕を持って保険料を多めに集めているんだ。
こうして余ったお金のことを「剰余金」と呼ぶんだよ。
剰余金には、亡くなる人が予想より少なかった時の「死差益」、運用がうまくいった時の「利差益」、経費が安く済んだ時の「費差益」の3種類があるんだ。
この余ったお金を、あとで契約者の人たちに返すのが「配当金」だよ。
配当金はプレゼントではなくて「集めすぎたお金を返す」という性質のものなんだクマ!
だから、配当金をもらっても、基本的には税金はかからない仕組みになっているんだよ。
保険の仕組みを知ると、自分のお金がどう使われているか分かって安心するよね。
これからも一緒に少しずつ賢くなっていこうね!


