これから宅建の仕事を始めようと思っている人にとって、一番の悩みはお金のことかもしれないね。
前回の授業で学んだ「営業保証金」は、本店だけで1000万円、支店を出すごとに500万円も用意しなきゃいけなかったよね。
こんなに大きなお金、いきなり準備するのはとっても大変だクマ!
そこで、みんなを助けてくれるのが「保証協会」という制度なんだよ。
ここに加入すれば、高額な営業保証金を預けなくても、代わりに「分担金」という少ないお金を納めるだけで仕事をスタートできるんだ。
中小企業の味方だね。
まずは大事な言葉の整理から始めよう。
宅建業者が保証協会に納めるお金は「弁済業務保証金分担金」という名前だよ。
これに対して、保証協会が国に預けるお金を「弁済業務保証金」と呼ぶんだ。
言葉が似ているから、しっかり区別して覚えるのがコツだクマ!
分担金を納める先は保証協会で、期間は「加入しようとする日まで」だよ。
金額は本店が60万円、支店が1箇所につき30万円となっているんだ。
営業保証金に比べると、ぐっと安くなっていて驚くよね。

「ムーミン保証協会へ」という語呂合わせで、60万(ムー)と30万(ミン)をセットで覚えちゃおう!
次に、保証協会がどんな仕事をしているか見てみよう。
必ずやらなきゃいけない「必要的業務」には、お客さんからの苦情解決や、宅建業者への研修、そしてお金を返す弁済業務があるんだ。
みんなが安心して取引できるように見守ってくれているんだね。
任意でやる仕事もあって、手付金を預かったり、研修費用を助けたりもしているんだクマ。
加入するときのルールも大事だよ。
保証協会には「鳩」と「ウサギ」の2つのグループがあるけれど、両方に同時に重なって入ることはできないんだ。
どっちか一つを選んでね。
また、新しく入ったときは、保証協会が代わりに役所へ「この人が入りましたよ」と報告してくれるんだよ。
営業保証金のときは自分で行かなきゃいけなかったから、ここも違うポイントだね。
お仕事が順調で支店を増やしたときは、どうすればいいかな?
事務所を増やした日から「2週間以内」に、追加の分担金を保証協会に納めれば大丈夫だよ。

営業保証金のときは「先払い」だったけれど、保証協会は「後払い」でいいのが嬉しいところだね。
でも、もしこの期限を過ぎちゃうと、保証協会のメンバーとしての資格を失ってしまうから注意が必要だクマ!
もし資格を失ってしまったら、その日から「1週間以内」に、今度は高い方の「営業保証金」を自分で供託しなきゃいけないんだ。
これはとってもイライラしちゃうような大変な事態だよね。
「ニコニコ納付(2週間)、イライラ供託(1週間)」という言葉を合言葉にして、期限を守るようにしようね!
最後に、保証協会がどこにお金を預けるかを確認しておくよ。
保証協会は、みんなから集めたお金を「東京法務局」にまとめて預けているんだ。
これを「供託」と呼ぶよ。
分担金は「お金(金銭)」だけで納めなきゃいけないけど、協会が国に預けるときは有価証券を使ってもいいことになっているんだ。
少しややこしいけれど、ゆっくり整理してマスターしていこうね。
あこ課長の講義を繰り返し聴いて、一歩ずつ合格に近づいていこう。
応援しているクマ!


