本動画では、英語講師のもりてつ(森田鉄也)氏が、藤川天(ふじかわ てん)氏と華山田馨菜(はなやまだ かな)氏に対し、英検3級レベルの基礎単語テストを実施しました。
英検3級は中学卒業程度のレベルとされていますが、両名の正答率は極めて低く、現代の若者の基礎語彙力の欠如が浮き彫りになる形となりました。
テストの序盤から、驚くべき誤答が相次ぎました。
「Toward(~の方へ)」を「トル」や「タワード」と誤読し、前置詞としての機能を理解していない様子が見受けられました。
また、「Male(男性の)」を「Mail(メール)」と混同し、さらに「Meal(食事)」とも区別がついていない場面もありました。
これらは英語学習の初期段階で習得すべき語彙であり、基礎の脆弱さが露呈しました。
さらに深刻だったのは、時間や期間に関する単語です。

「Year(年)」を「Ear(耳)」と勘違いし、歴史的な単位である「Century(世紀)」にいたっては、日本語の「世紀」という漢字すら正しく書けないという、英語力以前の教養レベルの課題も指摘されました。
これに対し、もりてつ氏は「底辺対決」と厳しく表現しながらも、淡々とテストを進行させました。
テスト後半では、「Winner(勝者)」を「勝利」と訳したり、「Future(将来)」を「夢」と混同したりするなど、品詞の理解や正確な意味の把握ができていないことが確認されました。
また、「Instrument(楽器)」や「Donut(ドーナツ)」といった日常的な単語も正答できず、最終的なスコアは30問中、藤川氏が14点、華山田氏が12点という、合格ラインには遠く及ばない結果となりました。
もりてつ氏が最も問題視しているのは、このレベルの語彙力であっても大学に合格し、卒業できてしまうという日本の教育制度の現状です。
特に、実力を伴わないまま推薦入試や特定の選抜方式で入学できてしまう仕組みが、結果として学生の学力向上を阻害しているのではないかと示唆しています。
動画の締めくくりとして、もりてつ氏は「これが日本の現実である」と断言しました。

英検準2級などの上位資格に挑戦する以前に、中学生レベルの基礎が完全に抜け落ちている受験生が多数存在することを指摘し、視聴者に対しても大学受験というシステムのあり方を再考するよう促しています。
具体的な誤答例としては、「Toward」→「トル」、「Male」→「メール」、「Year」→「耳」、「Century」→「(漢字の間違い)」、「Winner」→「勝利」、「Instrument」→「不明」、「Sweet」→「甘いもの(名詞としての誤解)」、「Donut」→「読めない」などが挙げられました。
これらの事実は、単なる個人の学力不足に留まらず、教育現場における「形式的な合格」の危うさを物語っています。
藤川氏は現在、英検3級の合格を目指して勉強中とのことですが、使用している単語帳が「高校入試用」であるにもかかわらず、その前提となる小学校レベルの語彙すら怪しいことが判明しました。
もりてつ氏は、基礎を疎かにしたまま小手先のテクニックで試験に臨むことの無意味さを強調しています。
この対決は、エンターテインメントとしての側面を持ちつつも、日本の英語教育が抱える根深い問題を可視化したといえます。
基礎語彙の定着なしに、高度なコミュニケーションや学術的な理解は不可能であることを、この動画は端的に示しています。


