今日は裁判所の仕組みについて一緒に学んでいこうね!
まずは「司法権」という言葉を知ってほしいクマ。
これは、具体的なトラブルを法律を使って解決し、平和を守るためのパワーのことなんだよ。
裁判所が何でも解決できるわけじゃないのがポイントだクマ!
裁判ができるのは「法律上の争訟」だけなんだ。
これは、誰かの具体的な権利や義務が争いになっていて、法律で白黒つけられるもののことを言うよ。
例えば、パチンコ屋さんの営業許可がもらえなくて困っている、という話なら裁判ができるんだ。
でも、「自衛隊は憲法違反じゃないか?」といった抽象的な話や、「どっちの大学が偉いか?」なんて学問上の争いは、裁判所には持ち込めないんだよ。
さらに、宗教のお守りに本当にご利益があるかどうかも、裁判所では判断できないんだクマ。
次に、裁判所がわざと口出しをしない「4つの例外」について説明するね。

これを判断するステップは次の通りだよ!
①議員の中のルール(自律権) ②役所の自由な判断(自由裁量) ③高度な政治的判断(統治行為) ④小さなグループ内の揉め事(部分社会の法理)
例えば、国会の中での会議の進め方は、裁判所が口出しすると「三権分立」を壊しちゃうから、議員さんたちに任せているんだよ。
自由裁量についても、誰に告白するかは本人の自由なのと同じで、よほど変な判断じゃない限り、裁判所は文句を言えないんだクマ。
また、アメリカとの条約のような政治的にとても難しい話も、裁判所は「プロじゃないから判断しない」という立場をとることがあるよ。
これが「統治行為」と呼ばれるものだクマよ。
大学や政党のようなグループ内の揉め事も、基本的には自分たちで解決してね、というルールがあるんだ。
これを「部分社会の法理」と言うけれど、最近では「議会の出席停止」などは裁判所が判断できるようにルールが変わったから、ここは注意して見てほしいクマ。
裁判所には、最高裁判所をトップにしたピラミッドのような形があるよ。
最高裁判所のボスである「長官」は、内閣が決めて天皇陛下が任命するんだ。
それ以外の裁判官も、指名された人を内閣が任命する仕組みになっているよ。

誰が誰を選ぶのかは、テストによく出るからしっかり覚えておこうね!
そして、裁判官が政治家や他の人から「こう判断しろ!」と命令されないための「司法権の独立」という守りがあるんだよ。
裁判官の給料を勝手に減らしたり、理由なくクビにしたりすることはできない決まりになっているんだ。
裁判官が自分の心(良心)に従って、堂々と正しい判断ができるようにしているんだクマ。
最後に「違憲審査権」についても触れておくね。
これは、国会が作った法律が「憲法」に違反していないかチェックする、最強のカードなんだよ!
裁判はいつもみんなに見えるように「公開」されているのも、裁判官が悪いことをしないかチェックするためなんだ。
難しい言葉も多いけれど、裁判所は僕たちの自由を守ってくれる大切な砦なんだよ。
これからも一緒に少しずつ学んでいこうね。
応援しているクマ!


