乃木坂46 (Nogizaka46) の4期生である林瑠奈 (Hayashi Runa) 氏が、教育系YouTuberのヨビノリたくみ氏と対談し、自身の代名詞とも言える「積分自己紹介」の裏側を語りました。
この自己紹介は、複雑な積分計算を行い、その解が彼女の苗字「林」の語呂合わせである「884」になるというものです。
当初、研修生として活動していた際、ファンから「もやしちゃん」という愛称を付けられ、その「もやし」の形が積分記号である「∫ (インテグラル)」に似ていると言われたことが全ての始まりでした。
林瑠奈氏は、自分の名前を数字に置き換えられることに気づき、「積分して答えが林(884)になったら面白いのではないか」という天才的な発想に至りました。
しかし、当時高校1年生だった彼女はまだ積分の解法を知らなかったため、学校の先生に「答えが884になる積分式を作ってください」と直談判。
先生は驚きつつも、情熱に押されてロングバージョンとショートバージョンの2パターンの式を考案してくれたといいます。

当初は式の意味を理解せず「呪文」のように丸暗記して披露していましたが、活動を続けるうちに知識が追いつき、今では計算の仕組みを理解するまでに至っています。
動画内では、むしろ知識がついたことで、かつて「端折って」計算していた部分に違和感を覚えるという、学習者ならではのジレンマも吐露されました。
彼女の知的な側面は数学に留まりません。
自身のブログでは「囚人のジレンマ (Prisoner's Dilemma)」というゲーム理論の難解なテーマについて、大学の課題をきっかけに長文の考察を掲載し、ファンを驚かせました。
また、お笑いコンビ・ジャルジャル (JALJAL) のコントから着想を得た「レポジャル」など、独特の感性による発信も続けています。

こうした「理系的な要素」は、特に理系大学生のファンから絶大な支持を受けており、オンラインミート&グリート(個別トーク会)では、ファンがカメラ越しに自作の数学の問題を解かせようとするなど、他のアイドルには見られない特異な交流が発生しています。
動画の後半では、ヨビノリたくみ氏が林瑠奈氏のために、より難易度を上げた「新・積分自己紹介」の式をプレゼントしました。
この式にはグループ名の「46」が含まれ、さらに三角関数 (sin) も組み込まれた高度な構成となっています。
林瑠奈氏は、この新たな武器を手に、さらに独自のポジションを強固にする意欲を見せました。
乃木坂46の27thシングル『ごめんねFingers crossed』の特典映像や、ヨビノリの主題歌『Telescope』の歌唱など、音楽活動と知的な個性を融合させる彼女のスタイルは、忙しい現代人にとっても非常に興味深いセルフプロデュースの事例と言えるでしょう。


