みんな、やりたいことがあっても「あとでいいや」ってなっちゃうこと、あるよね。
でも、それは君がダメなんじゃないんだクマ!
人間の脳には「防衛本能」という、今のままの生活を守ろうとする力が備わっているんだよ。
新しいことを始めようとすると、脳が「危ないぞ!」とブレーキをかけちゃうんだ。
これが「三日坊主」の正体なんだよ。
まるで、重い荷物を積んだ車が急には止まれないのと同じで、脳も急な変化にはびっくりしちゃうんだね。
でも、この脳のブレーキをすり抜ける秘密の抜け道があるんだよ。
それは「脳の可塑性」という性質を利用することなんだ。
脳は「大きな変化」は嫌いだけど、「小さな変化」なら気づかずに見逃してくれるんだよ。
例えば、大きな岩を動かすのは大変だけど、小さな石を一つ動かすだけなら簡単だよね。
そうやって脳をびっくりさせないように、こっそり少しずつ変えていくのがポイントだクマ!
具体的には「10秒アクション」という技を使ってみてね。
これは、やる気が出るのを待つんじゃなくて、まずは10秒だけ動いてみる方法だよ。
例えば「ジョギングをする」じゃなくて「靴を履く」だけでいいんだ。

人間の脳には「側坐核(そくざかく)」というやる気スイッチがあって、少しでも体を動かすとこのスイッチが入るようになっているんだよ。
まずは靴を履くだけで、脳は「おっ、やる気が出てきたぞ!」と勘違いしてくれるんだ。
それから「仮決め・仮行動」も大切だよ。
完璧に準備ができるまで動かないのではなく、「とりあえずこれでいっか」と軽く決めて動いてみるんだ。
失敗してもいい、という気持ちで動くことで、心にかかるブレーキがふっと軽くなるんだよ。
自分で決めて動いたという経験が、君の心に「僕ならできる!」という自信のエネルギーをチャージしてくれるんだクマ!
行動するエンジンの動かし方にもコツがあるよ。
一つは「楽しいからやる」というエンジン、もう一つは「怒られたくないからやる」というエンジンだよ。
お仕事だと「やらなきゃ」というエンジンになりがちだけど、そればかりだと疲れちゃうよね。
だから「この先にどんないいことが待っているかな?」と、ワクワクする目的地をイメージすることが、ずっと続くパワーになるんだよ。
そして、今の自分がどこにいるのかを確認することも忘れないでね。
目的地だけ見ていると、遠すぎて疲れちゃうことがあるんだ。
でも「今はここまでできた」と現在地を確認すれば、あとどれくらい頑張ればいいかがわかるようになるよ。
模試を受けて自分の実力を知るのと同じで、今できることをはっきりさせることが、次の一歩を軽くしてくれるんだよ。

自分を認めてあげることも、とっても大事なことだクマ!
「まだこれしかできていない」ではなくて、「本は買ったし、1ページは読めた」と自分に部分点をあげてみてね。
100点満点じゃなくてもいいんだよ。
自分を責めるのをやめて、できたことに目を向けると、心の中にポッと明かりが灯るはずだよ。
その明かりが、次も頑張ろうという勇気になっていくんだ。
集中が続かない時は、ストップウォッチを使ってみるのもおすすめだよ。
「15分だけ集中しよう」と時間を区切ると、脳も「それなら頑張れる!」と集中モードに入りやすくなるんだ。
また、「この場所では勉強しかしない」と場所を決めておくのもいい方法だね。
場所と行動をセットにすることで、そこに行くだけで自然とやる気スイッチが入るようになるんだクマ!
一日の終わりには、良かったことを振り返ってみてね。
「ご飯が美味しかった」とか「電車で座れた」とか、そんな小さなことでいいんだよ。
良かったことを数えると、脳がどんどんポジティブな探し物をするようになるんだ。
失敗したことよりも、できたことに注目して、自分をたくさん褒めてあげようね。
そうすれば、明日もまた元気に一歩を踏み出せるようになるよ!


