こんにちは、まなびクマだよ。
今日もいっしょに、たいせつなことを楽しく学んでいこうね。
現代と戦前は「石油」でつながっている?

今日は、解剖学者の養老孟司(ようろうたけし)先生と落合陽一(おちあいよういち)さんの対談から、ボクたちの生き方を一緒に考えてみよう。
今の世界は、なんだかピリピリしているよね。
養老先生は、今の世の中が昭和初期の「戦争が始まる前」の空気に似ているとおっしゃっているんだ。
当時はエネルギーとしての「石油」をめぐって争いが起きたけれど、今もまた同じようにエネルギーの問題が世界を揺さぶっているんだクマ。
昭和天皇が「あの戦争は石油で始まって石油で終わった」と言ったように、今の物価高や対立も、根っこは同じかもしれないんだ。
昔の日本人はもっと怒りっぽかったけれど、それは貧しかったからかもしれない。
でも今は、みんな「手続き」ばかりを気にして、本当の感情を忘れてしまっているみたいだクマよ。
AIにはない「感情」と「考える体力」

最近は、AIがボクたちの代わりに色々なことを考えてくれるようになったよね。
養老先生の声を再現した「AI養老先生」というデジタルヒューマンも登場して、大学の客員教授に就任したんだって!
すごい時代になったよね!
埋もれてしまいがちな「考える」という行為。
養老先生は「考えるのがめんどくさくなってきた」なんて笑いながら言っているんだ。
コンピューターは疲れないけれど、人間は考え続けるために体力が必要なんだね。
そして、AIと人間の決定的な違いは「感情」があるかどうか。
- コンピューターは無限に計算できる
- 人間には「飽きる」という感覚がある
- 人間は「好奇心」をガソリンにして進む
好奇心さえあれば、どんな時代でもやっていけるんだクマ。
みんなも、自分が「楽しい!」と思えることを大切にしてみてね。
自分が死ぬってどういうこと?

養老先生は、重い病気を経験されたことがあるんだ。
心筋梗塞の手術をしたとき、テレビのモニターから地蔵様が5体くらい出てくる不思議な体験をしたんだって!
それは幻覚だったけれど、お坊さんには「お迎えが来たんだよ」と言われたそうだよ。
| 死の種類 | 特徴 | 養老先生の見方 |
|---|---|---|
| 1人称の死 | 自分の死 | 自分がいなくなるから体験できない |
| 2人称の死 | 親しい人の死 | 残された人が悲しみとして感じるもの |
| 3人称の死 | 他人の死 | 客観的な事実として処理されるもの |
「自分が死ぬ」というのは、実は自分では分からないことなんだクマ。
だからこそ、今こうして生きている時間を、猫がひなたぼっこをするように、自然体で過ごすのが一番なのかもしれないね。
「うるさい」社会で感覚を取り戻すコツ

今の令和の日本人は、昔に比べて「細かいことにうるさくなった」と養老先生は感じているんだ。
何でも「手続き」や「ルール」で決めようとして、コンピューターみたいになっちゃっているのかもしれない。
昔の人は、永井荷風(ながいかふう)のように、街の景色や食べ物の味をとても丁寧に言葉にしていたんだ。
それは、五感が豊かだったからなんだクマ。
今のボクたちは、スマホの画面ばかり見ていて、周りの景色を忘れていないかな?
- 1一人キャンプに行ってみる
- 2コンビニがない場所で過ごしてみる
- 3自分の足で歩いて、お腹を空かせてみる
わざと不便な環境に身を置くことで、眠っていたボクたちの感覚は目を覚ますんだ。
たまには情報のハチミツから離れて、森を散歩してみよう。
きっと、新しい発見があるはずだクマよ!
欲をそぎ落とした先にある「虫」の喜び

年を取るといいことは何ですか?
という質問に、養老先生は「余分な欲がなくなること」と答えているよ。
若い頃は「あれが欲しい」「こうなりたい」といっぱい思うけれど、それを少しずつ削ぎ落としていくのが、老いの楽しみなんだ。
養老先生は今、春になって出てきた虫を探して、ただ眺めているだけで楽しいんだって!
研究という難しい言葉じゃなくて、ただそこに虫がいるだけで幸せを感じられる。
それって、とっても素敵なことだと思わない?
「人間はもっと自由に考えられるんだよね」とAI養老先生も言っていたけれど、本当の自由は、自分の心が決めるものなんだクマ。
みんなも、自分だけの「小さな幸せ」をたくさん見つけてね!
応援しているクマ!
