こんにちは!
まなびクマだクマ!
今日は『嫌われる勇気』でおなじみの岸見一郎(きしみ・いちろう)先生のお話から、人生を軽やかに生きるヒントを一緒に学んでいこうね。
僕たちはついつい、人生を「始まり」から「終わり」へと続く一本の長い線のように考えてしまいがちだよね。
「今はまだ準備期間で、本当の人生はこれから始まるんだ」なんて、未来のことばかり考えて今を後回しにしていませんか?
でも、岸見先生はアドラー心理学(Alfred Adler)の教えをもとに、人生は線ではなく「点」の連続なんだと教えてくれているんだクマよ。
岸見先生が大切にしている言葉に「ザハリヒ(Sachlich)」というドイツ語があるんだ。
これは「地に足がついた」とか「現実的」という意味だよ。
僕たちは、まだ来ない未来を怖がったり、変えられない過去を悔やんだりして、今この場所から心がふわふわ浮いてしまうことがよくあるよね。
でも、不安になっても問題は解決しないし、過去に戻ることもできないんだ。
だからこそ、今この瞬間に一生懸命向き合う「ザハリヒ」な生き方が、次の一歩を踏み出す力になるんだクマ!
幸せを邪魔する大きな敵の一つが「他人の目」だね。

「上司にどう思われるかな?」「友達に嫌われないかな?」と気にしすぎると、自分の人生ではなく、他人の期待に応えるためだけの人生になってしまうよ。
詩人のリルケ (Rainer Maria Rilke) は、若い詩人に「君は書かずにはいられないのか」と問いなさいと言ったんだ。
評価されるからやるのではなく、自分の内側から「どうしてもやりたい!」という気持ちが湧いてくるかどうかが大事なんだね。
人から褒められることを目的(承認欲求)にするのをやめる勇気を持とうね。
自分を好きになれない人は、理想の自分を高く掲げすぎているのかもしれないよ。
2階に行きたいのに、ハシゴも使わずにいきなりジャンプして登ろうとしているようなものなんだクマ。
まずは「ありのままの自分」を受け入れて、ハシゴの一番下の段に足をかけることから始めよう。
僕たちは、何かを成し遂げたり役に立ったりしないと価値がないと思い込みがちだけど、それは違うんだよ。
小さな子供がそこにいるだけで周りを笑顔にするように、あなたも生きているだけで、存在しているだけで価値があるんだクマよ!
「過去に辛いことがあったから、もう幸せになれない」と諦めてしまうことを、アドラーはあえて「トラウマは存在しない」という厳しい言葉で否定したんだ。
これは過去の事実を消すという意味ではなく、過去があなたの未来を100%決めるわけではない、という意味なんだよ。
カウンセリングで「大変でしたね」と共感してもらうだけでは、人生は変わらないんだ。

「これからどう生きるか」を一緒に考える勇気が未来を作るんだね。
哲学者アリストテレス (Aristotle) も、人生を直線で考えていなかったんだ。
岸見先生は人生を「ダンス」に例えているよ。
踊っている最中は、その瞬間が楽しくて、どこにたどり着くかなんて考えていないよね!
音楽が止まった時に「ああ、遠くまで来たな」と思えるのが人生なんだ。
僕自身も50歳の時に心筋梗塞で倒れた経験があるから、人生が明日も続く保証なんてどこにもないことを知っている、と岸見先生は語っているんだ。
だからこそ、今ここで誰かの役に立っていると感じる「貢献感」を味わいながら、今日を精一杯踊りきることが大切なんだクマ。
最後は、ローマ皇帝であり哲学者のマルクス・アウレウス (Marcus Aurelius) のお話だクマ!
彼の『自性録』という本には、「悩みは外にあるのではなく、お前の解釈の中にある」という言葉があるんだ。
起きた出来事そのものは変えられなくても、それをどう受け止めるかは自分で選べるんだよ。
「今、ここ」を大切にする勇気を持てば、世界は今日からでも変えていけるはずだクマ。
一歩ずつ、一緒に歩んでいこうね!


